「モバイルWi-Fiって飛行機に持ち込める?」、「スーツケースに入れたらダメ?」「機内では使えるの?」
出張や旅行前に、こうした疑問が浮かぶ方は多いはずです。モバイルWi-Fiの機内持ち込みについて、結論からお伝えします。
| 疑問 | 結論 |
|---|---|
| 機内への持ち込み | ✅ 手荷物としてOK |
| スーツケースへの預け入れ | ❌ 原則NG |
| 機内での使用 | ❌ 禁止(使えるタイミングあり) |
| 機内でのネット接続 | 🛜 航空会社の機内Wi-Fiを使う |
持ち込みルールの根拠から、機内で使えるタイミング、航空会社別の機内Wi-Fi情報まで、まとめて解説します。
この記事でわかること
- 出張でモバイルWi-Fiを持つメリットと回線の選び方
- モバイルWi-Fiの機内持ち込みルール(国内線・国際線)
- 預け入れNGの理由と国土交通省のルール
- 電源を入れていいタイミング(離陸前・着陸後)
- JAL・ANA含む主要航空会社の機内Wi-Fi料金まとめ
モバイルWi-Fiは飛行機に持ち込める?

結論からいうと、モバイルWi-Fiは手荷物として機内に持ち込めます。スマートフォンやノートPCと同じ扱いで、出発前のバッグに入れておけば問題ありません。
ただし、モバイルWi-Fiにはリチウムイオン電池が内蔵されているため、 航空会社ごとに持ち込み容量の上限が定められています。
持ち込みOKの容量基準(ANA基準)
| 電池の種類 | 持ち込み上限 |
|---|---|
| リチウム電池 | 2g以下 |
| リチウムイオン電池 | 160Wh以下 |
一般的なモバイルWi-Fiのバッテリー容量は2,000〜4,000mAh程度です。Whに換算すると約7〜15Whになるため、上限の160Whを大幅に下回ります。持ち込み制限を超える可能性はほぼないと考えて問題ありません。
なお、2026年4月24日よりリチウムイオン電池内蔵機器の機内持ち込みは 1人2個までに制限されました。
モバイルWi-Fi1台のみであれば問題ありませんが、 モバイルバッテリーを併せて持ち込む場合は合計個数に注意しましょう。 また、機内でのモバイルバッテリーへの充電、および モバイルバッテリーからスマホ等への給電も同日より禁止となっています。
国際線でも同じルールが適用される?
基本的な考え方は国内線・国際線ともに同じです。ただし、航空会社や就航国によって細かいルールが異なる場合があります。国際線を利用する際は、搭乗する航空会社の公式サイトで事前に確認しておくと安心です。
スーツケースへの預け入れはNG!その理由は?
モバイルWi-Fiは手荷物としての持ち込みはOKですが、 スーツケースなどへの預け入れは推奨されません。
理由は、モバイルWi-Fiに内蔵されているリチウムイオン電池にあります。
リチウムイオン電池は衝撃・高温・圧力などにより発熱・発火・爆発が起きる可能性があり、 国土交通省が危険物として指定しています。
手荷物として機内に持ち込んでいれば、万が一異常が発生した際に 客室乗務員がすぐに対応できます。しかし、誰もいない貨物室で発火した場合、 発見が大幅に遅れる危険性があります。これが預け入れを避けるべき最大の理由です。
やむを得ず預け入れる場合の注意点
航空会社によっては条件付きで預け入れが認められる場合もありますが、 その際は以下の条件を必ず守る必要があります。
- 必ず電源を完全にオフにする(スリープモード・時間差起動設定も不可)
- 衝撃から守るため、厚手の衣類などで包んで保護する
- 偶発的な作動を防ぐ措置を講じる
ただし、これらの条件を満たしても航空会社によっては預け入れを断られる場合があります。
トラブルを避けるためにも、モバイルWi-Fiは手荷物として持ち込むのが基本と覚えておきましょう。
モバイルバッテリー単体との違い
モバイルWi-Fi本体と混同しやすいのが、モバイルバッテリー単体の扱いです。
| 種類 | 機内持ち込み | 預け入れ |
|---|---|---|
| モバイルWi-Fi本体(内蔵型) | ✅ OK | ⚠️ 非推奨(手荷物が原則) |
| モバイルバッテリー単体 | ✅ OK(160Wh以下・1人2個まで) | ❌ いかなる条件でも不可 |
モバイルバッテリー単体は「予備電池」扱いとなるため、 預け入れはいかなる条件でも不可です。
どちらも手荷物として持ち込むのが安全です。
国内線と国際線でルールは違う?
結論からいうと、基本的なルールは国内線・国際線ともに同じです。
モバイルWi-Fiは手荷物として持ち込みOK、預け入れは非推奨、機内での使用は禁止、 という点はどちらも変わりません。
ただし、航空会社や就航国によって細かいルールに差が出る場合があります。特に国際線では渡航先の国の規制が別途適用されるケースがあります。韓国・台湾などでは近年リチウムイオン電池に関する規制が強化されており、 出発前に搭乗する航空会社の公式サイトで最新情報を確認しておくことをおすすめします。
| 確認項目 | 国内線 | 国際線 |
|---|---|---|
| 機内持ち込み | ✅ OK | ✅ OK(航空会社確認推奨) |
| 預け入れ | ⚠️ 非推奨 | ⚠️ 非推奨 |
| 機内での使用 | ❌ 禁止 | ❌ 禁止 |
| 細かいルールの差 | 比較的統一されている | 航空会社・就航国によって異なる |
※韓国・台湾路線や中国国内線では特にルールの差が出やすいため、 渡航前に必ず搭乗する航空会社の公式サイトを確認しましょう。
機内でモバイルWi-Fiは使える?いつから使えるの?

モバイルWi-Fiは機内に持ち込めますが、運航中の使用は禁止されています。
航空法施行規則(第164条の16)により「航空機の運航の安全に支障を及ぼすおそれのある 電子機器」として指定されているためです。
モバイルWi-Fiは通信のために電波を発する機器です。運航中に電源を入れると、飛行機の航行システムに干渉するおそれがあります。機長の指示に従わなかった場合は50万円以下の罰金の対象となりますので、 必ずアナウンスに従いましょう。
電源を切るタイミング・入れていいタイミング
簡単にまとめると、ドアが閉まったら電源オフ、誘導路に入ったらOKです。
| タイミング | 使用可否 |
|---|---|
| 搭乗後・電源オフのアナウンスが来る前 | ✅ 使用可 |
| ドアが閉まってから着陸後の滑走終了まで | ❌ 使用不可(電源オフ必須) |
| 着陸後・誘導路に入ってから | ✅ 使用可 |
なお、電源を切る際は完全にオフにする必要があります。スリープモードや時間差起動の設定も不可ですので注意しましょう。
基本ルールのイメージ
- 離陸前後は電源オフまたは使用不可
- 機内では電波を発しない状態が前提
つまり、モバイルWi-Fiの役割は「飛行機の中で使う」よりも、出発前と到着後にすぐネットへつなげることにあります。空港に着いた瞬間に地図を開く、Slackやメールを確認する、タクシー配車アプリを起動する、こうした“到着直後の仕事の初動”がスムーズになるのが、モバイルWi-Fiの強みです。
機内でネットを使うには?航空会社別・機内Wi-Fiサービス
モバイルWi-Fiが使えない運航中にネットを使いたい場合は、 航空会社が提供する機内Wi-Fiサービスを利用しましょう。
ただし、全ての便・機材で対応しているわけではないため、 搭乗前に利用する航空会社の公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
国内線の機内Wi-Fi
国内線はJAL・ANAともに無料で提供されています。
ただしLCCや一部機材では対応していない場合もあるため、 予約時の空席照会画面で事前に確認しておきましょう。
| 航空会社 | 国内線 | 備考 |
|---|---|---|
| JAL | ✅ 無料 | ほぼ全機材対応(一部例外あり) |
| ANA | ✅ 無料 | 対応機材は予約時に確認可能 |
| LCC各社(Peach・Jetstarなど) | ❌ なし | 現時点では機内Wi-Fiサービス提供なし |
国際線の機内Wi-Fi
国際線はJAL・ANAともに全クラスで無料提供されています。
ただし機材や路線によってサービス内容が異なる場合があります。
| 航空会社 | エコノミークラス | 備考 |
|---|---|---|
| JAL | ✅ 無料 | 2024年10月より全クラス無料化 |
| ANA | ✅ 無料 | 全クラス無料(機材・路線により異なる場合あり) |
| ZIPAIR(JAL系LCC) | ✅ 無料 | 動画視聴は難しい場合あり |
| Peach Aviation | ❌ なし | 機内Wi-Fiサービス提供なし |
※上記は2026年5月時点の情報です。サービス内容は変更される場合があります。
最新情報は各航空会社の公式サイトでご確認ください。
機内Wi-Fiの接続手順
- スマホ・PCを機内モードにする
- 機内モードのままWi-FiをONにする
- 航空会社のSSIDを選択して接続する
- ブラウザを開き、ポータルサイトから接続手続きをする
なお、機内Wi-Fiは衛星通信を経由するため、地上と比べて速度が遅い場合があります。
大容量のファイル送受信やオンライン会議には向かない場合もあるため、 重要なデータは搭乗前にダウンロードしておくと安心です。
出張にモバイルWi-Fiを持つメリット
通信会社で営業をしていた私も出張のたびにモバイルWi-Fiの重要性を実感してきました。「スマホのテザリングで十分では?」と思う方もいるかもしれません。もちろん軽い用途ならそれでも足りますが、 出張が多い人ほど専用回線のありがたさを感じる場面が増えます。
1. 到着してすぐ動ける
空港や駅に着いたら、やることは意外と多いです。
地図確認、顧客先の場所検索、メール確認、チャット返信、交通アプリの起動など、 通信が必要な作業が一気に発生します。モバイルWi-Fiがあれば、PCもスマホもまとめてすぐ接続できます。
2. PC・タブレットもまとめてつながる
出張中はスマホだけでなく、ノートPCやタブレットも使うことが多いはずです。
ホテルやカフェのWi-Fiは便利ですが、混雑時に遅かったり、 セキュリティ面が気になったりすることもあります。
自分専用の回線があれば、場所に左右されにくく作業環境を安定させやすいのが強みです。
3. データ容量を気にしにくい
Googleマップ、メール、Slack、クラウドストレージ、オンライン会議。出張中は想像以上に通信量を使います。
スマホ回線だけに頼ると月末に容量不足になることもありますが、 大容量プランのモバイルWi-Fiなら余裕を持ちやすいです。
4. フリーWi-Fi依存を減らせる
カフェやホテルのフリーWi-Fiは便利ですが、業務利用では不安が残る場合もあります。
特に機密性の高いファイルの確認や社内サービスへのアクセスがあるなら、 自前回線があると安心です。出張にモバイルWi-Fiを持つメリット
「スマホのテザリングで十分では?」と思う方もいます。もちろん軽い用途ならそれでも足りますが、出張が多い人ほど、専用回線のありがたさを感じる場面が増えます。
出張用のモバイルWi-Fiはどう選ぶ?
機内持ち込みルールを確認したら、次は回線選びです。出張用途で選ぶなら、次の3点を重視すると失敗しにくいです。
1. 通信速度・安定性
オンライン会議、資料共有、クラウド作業が多いなら、速度は重要です。スペック表の最大速度だけでなく、実際の利用エリアや混雑時の安定性も 見ておきたいポイントです。出張先のエリアで電波が入るかどうかも、事前に確認しておきましょう。
2. 月額コストと出張頻度のバランス
出張が月1回程度なのか、週単位であるのかで最適解は変わります。
| 出張頻度 | おすすめの選択肢 |
|---|---|
| 月に数回以上 | 月額契約のモバイルWi-Fi(手間もコストも抑えやすい) |
| 年に数回程度 | レンタルWi-Fi(必要なときだけ借りる) |
3. 契約の柔軟さ
解約金や最低利用期間が重いと、使わなくなったときに負担が残ります。まず試したい人ほど、縛りの少なさはチェックしておきたいところです。最低利用期間なし・契約解除料なしのサービスを選ぶと安心です。
出張族におすすめの候補:BIGLOBE WiMAX +5G

出張用モバイルWi-Fiとして候補に入れやすいのが、BIGLOBE WiMAX +5Gです。通信速度・月額料金・契約の柔軟さのバランスがよく、 「自宅メインではないけれど、出張先や外出先でしっかり使いたい」人と相性がいいサービスです。
BIGLOBE WiMAX +5G の料金
| 期間 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 1〜24ヶ月目 | 3,278円 |
| 25ヶ月目以降 | 4,928円 |
※別途、申込手数料・端末代・ユニバーサルサービス料などがかかります。
※初月に解約した場合は、1ヶ月分の月額料金が発生します。
※端末代を分割払いにした場合、途中解約時は残債の支払いが必要です。
また現在、ルーター同時申込+クーポンコード入力で 翌月11,500円のキャッシュバック特典が受け取れます。
他社と比べてキャッシュバックの受け取り時期が早いのも特徴です。※キャンペーン内容は予告なく変更・終了する場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
BIGLOBE WiMAX +5G の主な特徴
- 5G対応
- 月間データ容量は実質無制限で使いやすい
- 最低利用期間なし・契約解除料なし
- 工事不要ですぐ使える
- 支払い方法はクレジットカード・口座振替に対応
こんな人に向いている
- 月に複数回出張がある
- PCも一緒につなぎたい
- レンタルWi-Fiの手配や返却が面倒
- フリーWi-Fiでは不安
- テザリングだけでは心もとない
レンタルWi-Fiとどっちがいい?
出張時の通信手段として、レンタルWi-Fiと迷う方は多いです。判断基準はシンプルで、出張頻度で選ぶのが基本です。
| 項目 | BIGLOBE WiMAX +5G | レンタルWi-Fi |
|---|---|---|
| 月額コスト | 月額制(3,278円〜) | 利用のたびに発生 |
| 手続き | 一度契約すれば継続利用しやすい | 毎回予約・受取・返却が必要 |
| 契約の柔軟さ | 最低利用期間なし・契約解除料なし | 基本的に縛りなし |
| データ容量 | 実質無制限 | プラン次第 |
| 複数端末接続 | 可能 | 可能 |
| 海外利用 | 国内向け | 海外対応プランあり |
どちらが向いている?
- 月に数回以上出張がある人 → 月額契約のモバイルWi-Fi向き
- 年に数回だけ使う人 → レンタルWi-Fiでも十分
国内出張が多いなら、都度手配の手間を考えても、 自分の回線を持ったほうがラクです。毎回レンタルする手間・返却の手間・料金の積み上がりを考えると、 月額契約の方がトータルでお得になるケースがほとんどです。
よくある質問
モバイルWi-Fiは飛行機に持ち込めますか?
手荷物として機内に持ち込めます。ただし、スーツケースへの預け入れは非推奨です。リチウムイオン電池を内蔵した機器は、万が一の発火リスクを考慮して手荷物として持ち込むのが基本です。
スーツケースに入れて預けてもいいですか?
推奨されません。リチウムイオン電池は国土交通省が危険物として指定しており、貨物室での発火は発見が遅れるリスクがあります。やむを得ず預ける場合は完全に電源をオフにし(スリープモード不可)、厚手の衣類などで保護した上で航空会社のルールを確認しましょう。
機内でモバイルWi-Fiはいつから使えますか?
以下のタイミングで使用できます。
- 搭乗後・電源オフのアナウンスが来る前
- 着陸後・誘導路に入ってから
ドアが閉まってから着陸後の滑走終了まで(運航中)は電源を完全にオフにする必要があります。スリープモードも不可です。
機内でインターネットを使いたい場合はどうすればいいですか?
航空会社が提供する機内Wi-Fiサービスを利用しましょう。JAL・ANAの国内線は無料で提供されています。
国際線はJALがエコノミークラスで1時間まで無料、 ANAは全クラス無料で提供されています(機材・路線により異なる場合あり)。スマホやPCを機内モードにした状態でWi-FiをONにして接続できます。
海外出張でも使えますか?
BIGLOBE WiMAX +5Gは国内向けサービスのため、海外では利用できません。海外出張が多い方は現地SIMや海外対応レンタルWi-Fiの利用をおすすめします。
飛行機ではいつから電源を入れていいですか?
着陸後、飛行機が誘導路に入ったタイミングから電源を入れられます。客室乗務員のアナウンスに従いましょう。到着後すぐにネットへつなげるよう、手荷物に入れておくと便利です。
申し込んですぐ使えますか?
クレジットカード払いの場合、通常2日〜1週間程度で端末が届きます。急ぎの出張前は余裕を持って申し込むのがおすすめです。
まとめ

出張前に気になるモバイルWi-Fiの機内持ち込みルール。 この記事で確認した重要なポイントを最後に整理します。
- モバイルWi-Fiは手荷物として機内持ち込みOK
- スーツケースへの預け入れは非推奨(リチウムイオン電池の発火リスクのため)
- 運航中の使用は航空法で禁止(違反すると50万円以下の罰金)
- 電源オフのタイミングはドアが閉まってから、入れていいのは誘導路に入ってから
- 機内でネットを使うなら航空会社の機内Wi-Fiサービスを利用する
- JAL・ANAの国内線は無料で機内Wi-Fiが利用可能
- 2026年4月24日より、リチウムイオン電池内蔵機器の持ち込みは1人2個までに制限
モバイルWi-Fiは機内では使えませんが、出発前と到着後の通信環境を大きく快適にしてくれるアイテムです。
空港に着いた瞬間に地図を開く、メールを確認する、タクシーを呼ぶ。出張の立ち上がりをスムーズにしてくれるのが、モバイルWi-Fiの最大の強みです。
毎回レンタルする手間を減らしたいなら、自分専用のモバイルWi-Fi回線を1台持っておくのは十分アリです。
出張頻度が高い方ほど、月額契約のコストパフォーマンスを実感しやすいはずです。
気になる方はまず公式サイトで料金や特典の詳細を確認してみてください。

